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『ハトシェプスト』は、山岸凉子の漫画作品である。古代エジプトに実在した女性ファラオの半生を描いた作品である。白泉社「セリエミステリー」1995年10月号と1996年4月号に、計2話が掲載された。 == あらすじ == === 第1部 === 夫を殺して王位につくまでの、ハトシェプストの青年期を描く。 古代エジプト、霊能者の姉妹が居た。不器量な姉のメヌウと、知的障害のある美しい妹セシェン。対外的には「姉が術を使い、妹は精神統一を手伝う」ことになっていたが、実際に能力を持つのは妹のセシェンであった。母親の美貌も父親の力も受け継がなかったメヌウは、奔放なセシェンを心配する一方で妬ましく思っていた。 あるとき2人は、能力を使って止血と治療を施す場面をハトシェプストに見られ、それがきっかけで王宮に連れてこられる。予言を要求されたメヌウは、自分が能力を持たないことを知られまいと焦るが、紫の瞳をした王の姿が無意識のうちに見え、「紫の瞳の王子がファラオになる」と語る。しかしその紫の瞳の持ち主こそ王女ハトシェプストであり、女性ファラオなどありえないと考えられていた王宮内で、結局メヌウは大恥をかいてしまう。クレタ人系の金髪が珍しがられ、ハトシェプストに寵愛されるセシェンを見て、ハトシェプストが女性と知りながらもメヌウは嫉妬する。 そんなある日、ハトシェプストの父である現ファラオが病に倒れ、姉妹は手術に立ち会わされる。しかし、手術の失敗でファラオが崩御、姉妹は処刑されることになる。メヌウは土壇場で真実を明かし、実際に能力を持つセシェンに全責任を押し付けて先に処刑させる。実は処刑は形式的なもので、2人を王宮から逃がすための計らいだったのだが、セシェンは本当に死んでしまった。「イメージで血を止める者は、イメージで死ぬ」という、姉妹の父の言葉どおりに…… 数年後、気の触れた泣き女が放浪していた。泣き女は金髪の妹を自らの手でミイラにしたという。そして彼女は「紫の瞳の女が、夫に毒を盛るのが見える。付け髭をつけて王位につくのが見える」とつぶやいて立ち去るのだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハトシェプスト (漫画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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